この日は、木下牧子(アカペラ)、大伴家持記念事業の曲を練習しました。「鴎」では、ソプラノさん高音域があり大変そうでした。この日の「鴎」は、わりとワイルドな感じでしたね。みんなよく知っている曲なので思い入れもあるかもしれませんね。私個人的には、もっとしっとりと歌いたいかなぁ…ボリュームはあるもののどこか冷静に歌いたい、な~んて思ってます(^_^)
「鴎」について
「鴎」が発表されたのはS21年。三好達治は、戦争が終わって多く戦死した若者の魂を、自由に乱舞する鴎の姿に重ねて詩を作りました。鴎は、出陣前の学生たちの制服からのイメージだったようです。戦争中の若者には自由はなかった、死んでしまってから、ついに掴んだ自由。9回(原作は12回)も繰り返される「ついに自由は~」には深い鎮魂の意味があります。
木下牧子さんのコメント……彼らは戦争で肉体を失ったけれど、その魂は今、自由に飛び回っている…そんなイメージが湧いてくる。
すでに詩の解釈を知っておられる方もあるでしょうが、自由に飛び回る白い鴎をイメージして、歌ってみましょう♪
休憩中の写真です。3分だけの休憩でしたが、みんな忙しそうでしたよ(^○^)
カモメのテノールは気持ちいいからついつい頑張っちゃうんですよねー。
歌う人もですが、聞く人も一緒に気持ちよくなれる歌にしたいですねー!