練習日誌 30.7.21(日) 上西一郎先生による合唱講習会!

7/21は合唱連盟主催の合唱講習会でした!

講師は上西一郎先生でした!

講習曲は8月の合唱フェスティバルで演奏する「うたを うたう とき」と「鎮魂歌へのリクエスト」。短い時間でしたが充実した講習会でした。

昨夜の録音を聴きつつ気になったところを備忘録として書き起こしましたので、お休みだった方はどうぞ。希望者には録音のリンクをお送りしますので申し出てください。

以下やや長文注意。

「うたを うたう とき」

  • アルト、ベースのはじまりのCの音は、音が何もないところから立ち上って気持ちが湧き上がってきてテナーがまず歌い始める。演出、雰囲気づくりが大事。緩やかに空気に振動が伝わって波のように伝わっていくように。
  • アルトはどこかのパートが歌ったフレーズをなぞっていくことが多いけど、前の状態を反復するイメージを持つことにより音楽に念を押す、説得力が増す。
  • レガートで歌ってると思ってるだろうけどレガートじゃない。点で歌ってるから点と点の間を線で結ぶ。言葉を引っ張る。発音そのものを伸ばす。言葉の発音の形に沿って音程をつけていく。それができればレガートで歌える。それができるかできないかが、「うたを うたうとき」の生命線。
  • 「心ひとつになって」のところを一点に集約するためにその前のデイミヌエンドとリタルダンドがある。
  • 伸ばすところは入り口で完成した声を作らない。曖昧に入って後半に向かってちゃんとしたものを作る。入り口の状態を続けない。
  • フレーズの最後の和音と次の始まりの和音の関係、音楽は緊張と弛緩、解放で構成されているのでちゃんと理解してコントロールして演奏しないといけない。
  • ひとつひとつの和音を取り出してうまく行ったらその前からやってみてできたら次に進む、ということの繰り返し。
  • 曲にステッチ入れたりメリハリつけたり、わずかな緩みや変形を計算するのは指揮者の責任。それを歌い手が理解しなければいけない。
  • 発音練習をするときは、歌うときの音域でするのが有効。
  • 一番最後ハミングのアルトだけが音が変わるところ、緊張から弛緩へ、他の伸ばしてるパートもアルトが動く時に一緒に変化する。音程を変える必要も切る必要もないけど、もう一度和音を再構築する。アルトの音をよく聞くこと。そうすることではっきりと音は変わる。

「鎮魂歌へのリクエスト」

  • 楽譜通り歌ってはダメ。
  • 2小節単位の真ん中のところに強調が来る。それがこの曲の律動、脈動。2小節単位の波が曲を支配している。
  • 聞き手の立場に立って歌うとすれば、言葉の伝え方をどのようにするべきか考える。
  • 大きな振り幅がある2つの曲。「うたを うたう とき」は、正攻法なスタイルで演奏しないと形が見えてこないけど、「鎮魂歌へのリクエストでそれをやったらつまらなくなる。無理に崩すのではなく理屈でもってちゃんと処理していく。
  • 人の言葉を自分の体を通して歌っている感じがするけど、自分の歌にしないとダメ。もっと自分の中に入れ込まないといけない。
  • 大人にしかできない表現もあるけど、「私たちにしかできないこと」というのは実はそんなにない。努力して具体的なものを持って高みを目指して頑張ってください。

ユーモアをまじえ丁寧に私たちのレベルに合わせて足りないところを一つ一つご指導いただきました。たまに褒めてくれるのがまたいいですね!「皆さんの声は結構合っている方」という謎の褒め言葉をいただきました。

大学生から年齢不詳の人まで広すぎる年代が声を1つに合わせて歌うのは難しいけど「私たちには私たちの良さがある!」などと思わず「高み」を目指さないといけないと強く思いました。上を見たらきりがないですが、今回の講習会で、私たちに的確なご指導をしていただいたことに感謝したいと思います。上西先生に教えていただいたことを無駄にしないよう一人一人が消化し、1つでも何か掴んで、成長できればと思います。

最後になりましたが、上西一郎先生、鳥取県合唱連盟の皆さま、特に研修部会長の小谷弘幸先生、このような機会をいただき本当にありがとうございました。

 

次回7/26(木)は新倉健先生のご指導で「うたを うたう とき」「鎮魂歌へのリクエスト」を練習します。

毎日尋常じゃない暑さが続いています。無理せずの健康に夏を乗り切りましょうね。

ではまた元気にお会いしましょう。

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